「健全な精神は健全な身体に宿る」
「病は気から」
私には両方とも真実であると思えます。現代社会は大きく変化し続けています。社会が生み出す病気には身体の病気ならびに心の病気の2種類がありますが,その両方が社会と共に大きく変化しつつあります。
個人的な問題としての身体と心の病気のみならず,職場に馴染めない適応障害など,肉体と精神の健康に悪影響を 与える機会が増えています。
多くの人は,1日のうち約1/3を睡眠にあてています。 それと同じように,1日のうち約1/3を社会で働いてすごしています。
働くということは賃金を得るだけの行為ではなく,人間が肉体的,精神的,社会的に満たされた状態であることに大きな影響を与えます 。社会とのかかわりが円満であることも,人間が健康であるための必須事項です。
カラダも,ココロも,そして社会的にも健康であるために,私は内科医として,産業医として,地域住民のみなさんと,働く人を応援しています。
院長 医学博士 五十嵐 孝之